販売会社で価格はどう違う?AED設置のための手引き書

価格と品質で賢く選ぶ!AED購入ナビAED選びの前に知っておきたいこと

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AED選びの前に知っておきたいこと

心臓突然死は、いつ、誰に起こるかわかりません。日本では、年間6万人もの方が、病院外における心臓突然死に陥っています。決して他人事ではないのです。
そして厚生労働省などの働きかけもあり、AED導入を進める企業や自治体、施設が増えています。これからAEDを取り入れたいと考えている方も多いことでしょう。

人ごとではない突然死を防ぐために

AEDは厚生労働省が認可した機種しか販売することができないことになっています。つまり、販売されているAEDは、すべて信頼のおける機種ということになります。

しかし、AEDメーカーや機種はさまざまあるため、購入を考えた際、どの会社のどの機種を選べばいいか迷ってしまう人も多いと思います。また、導入しても正しく使用できるのか、どのように管理すればいいのかなどを不安に感じてしまう方もいるでしょう。

AED選びの基本

そこで、このカテゴリではAEDを導入する前に知っておきたい、次の項目についてまとめました。

  • なぜAEDが必要なのか
  • 基本的なAEDの使い方
  • 講習や法律について
  • 中古AEDはNGな理由
  • 機種の選びのポイント

基本的には、対応が丁寧な業者であれば機種選びや講習について親身に相談に乗ってくれるはずですが、優良業者を見つけるためにも、ぜひ一読してほしいと思います。

AEDの選び方のポイント

AEDを設置するのであれば、まず「誰もが使いやすい」ものであることが大切です。AEDが必要となるのは、予想外のタイミングや急を要する場面です。AEDをせっかく設置していたのに、使い方が分からなかったために使用されなかったということがあってはいけませんから、シンプルで誰でも使いこなせるものである必要があります。

操作性が直観的であることはもちろん、女性や子どもでも簡単に運べる軽量タイプのものが理想的。レジャーや登山を想定した持ち運び性の高いものや、設置BOXの中から簡単に運べるものなどが展開されています。

また、除細動器と互換できる除細動パッド付のAEDは救急隊員にスムーズに引継ぎできるためおすすめ。AEDを使用するのが日本人だけとはかぎりませんから、多言語に切り替えられる機種であると尚良いでしょう。人の命に係わる道具として、信頼できるメーカーや、年中無休でサポートに応じてくれるメーカーであるかも確認しておきましょう。

購入後の耐久性や保証期間についてもチェックして、適切な機種でランニングコストを抑えることも大切です。

AEDの基本的な知識を身につけよう!

AED設置にあたり、みんなが疑問に感じることをピックアップしました。

女性にAEDを使用しても大丈夫?

緊急時であれば、相手が女性であってもAEDを使いましょう。セクハラなどで訴えられることはありません。ただし金属製のアクセサリーを外し、無用な視線から要救助者の助成を守ることも忘れないようにしましょう。

>>女性にAEDを使用するときの
注意点について見る

AEDを設置する場所の条件とは?

AEDは心肺停止状態の人に対して、5分以内に除細動できる場所に設置することが望ましいとされています。広い施設であれば300mおきに設置したり、エレベーターやエスカレーターの近くに設置したりするのがベター。誰でも分かりやすく利用できる場所が目安です。

>>AEDを設置する場所の条件について見る

AEDの必要性と使い方

心臓の突然死を迎える人は、日本で毎年5~7万人。AEDによる処置が1分でも送れると救命率は低下してしまいます。AEDは誰にでも使えるように分かりやすいガイダンスが付いているため、必要な場合は迷わず使いましょう。

>>AEDの必要性と使い方について見る

安くても大丈夫?AED選びのポイント

AEDは滅多に使わないものの、いざというとき人の命を救う重要なものです。使いやすさや操作方法に注目しながら、耐用年数やサポートサービスも確認して選びましょう。安いからと言って中古AEDを選ぶと、正常に作動しないリスクがあるため危険です。

>>安くても大丈夫?AED選びについて見る

AEDに設置義務はあるの?

AEDの設置を義務付けるような法令は現時点では存在しませんが、横浜市・茨城県・千葉県では条例としてAEDの設置を定めています。また、地域に限らず厚生労働省などで設置を推奨されている施設や場所は存在します。

>>AEDの設置義務について見る

AEDの種類を解説

AEDは「除細動器」の一種です。除細動器には主にマニュアル式除細動器・半自動除細動器・自動体外式除細動器・植え込み型除細動器・着用型自動除細動器の5種類があります。それぞれの特徴や使用場面などを解説します。

>>AEDの種類について見る

AEDの価格に関する基礎知識はこちらを参照>>

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日本では、年間6万人もの方が病院外で心臓突然死に陥っています。救急車の平均到着時間は8分後。しかし、救命処置が1分遅れるごとに死亡率は10%も高くなってしまうのです。
このサイトは、命を救うAEDについて、価格をはじめ、販売会社や導入事例など、いま役に立つ情報をまとめました。

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