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AEDのリースとは?

AEDを導入する方法の一つとして、購入やレンタルではなく「リース」という方法があります。AEDのリースとはどういう仕組みなのか、メリットやデメリットについて見ていきましょう。

AEDリースの仕組み

AEDのリースは、リース会社が販売店からAEDを購入し、利用者にリース料を提示して貸し出すという方法です。つまりユーザーは料金をAEDの販売店ではなく、リース会社に料金を支払う必要があります。

AEDリースの手順は、まず販売店に問い合わせをして販売店がリースの見積もりを受け取り、機種・サービスを利用者が検討するという流れになります。利用者はAED本体を販売店から受け取り、リース会社はAED本体を仕入れることはありません。

リースとレンタルの違い

月々の料金を支払ってAEDを利用するという流れはリースもレンタルも同じですが、レンタルの場合は販売会社がリース会社を挟まず、直接利用者にAEDを貸し出します。つまりレンタルの場合は販売店と利用者の2者間取引になるわけです。

これに対してリースの場合は、リース会社・利用者・AED販売店の3者間で取引されます。レンタルの場合と違って、販売店は利用者から分割で代金を回収するわけではなく、リース会社が最初に一括で支払ってくれるという点があるなど、販売店側のメリットも挙げられます。

リースのメリット

AEDは一括購入だと大きな初期費用が必要ですが、リースなら分割計上できるので初期費用を安くできるのがメリットです。保証期間をベースにリース期間が設定されるため、月々の予算を計算しやすい点もメリットとして挙げられます。

また、契約形態によっては動産保険がつき、盗難や火災、破裂・爆発などのトラブル時に対応してもらえるのも強みです。

リースのデメリット

リースの利用料は、AEDの分割料金に加えてリース料率も計算されています。そのため自身で購入するよりも、トータルで費用が高くなります。また、リースの場合はAEDの所有権がリース会社になるため、期間が終了すればAEDはリース会社に引き取られることがほとんどです。

基本的にリースは期間中に解約できず、途中で解約する場合は残リース額違約金などが発生する点もデメリットと言えるでしょう。

リースの審査、与信とは?

AEDを貸し出しても良いかどうかを判断するため、リース会社は契約の前に利用者の返済能力を審査します。これは「与信」と呼ばれることもあり、審査に通ればリース契約が成立です。逆に与信審査に通らなかった場合は、目当ての製品があってもリース契約はできません。

AEDの価格に関する基礎知識はこちらを参照>>

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