近年、普及が目覚ましいAED。そのため、扱われる機種や販売会社も増えてきました。
AEDは厚生労働省の認可を受けたものしか販売できないことになっているので、品質はどの機種もいわゆる“お墨付き”があり、「安かろう・悪かろう」は存在しません(一部、中古AEDが販売されることもあるようですが、中古は耐用年数を超えていたり、バッテリーが使えなくなるなど正常に機能しない危険性が大です)。
AEDを導入したいと考えても、いざ、どれを選べばわからないという人は多いことでしょう。品質が劣ったものは出回っていない以上、まず決め手となるのは価格です。加えて機能や使いやすさ、講習の有無なども決め手になるでしょう。
購入するか、レンタルにするかというのも選択のポイントです。イベントで1回使用するだけ、ということであれば短期レンタルで十分ですし、常備しておくならレンタルは購入よりも若干、割高となります。
このカテゴリでは、優良販売会社12社を集め、扱う機種や購入・レンタルの有無、会社やサービスの特徴をそれぞれ詳しく紹介しています。AED選びにぜひ役立ててほしいと思います。
AEDの普及活動にも携わっているキヤノンでは、多種多様な特徴をもつAED機器を用意。音声ガイダンス付きのものや防塵防水性能付きのものなど、使い勝手の良い製品を数多く取りそろえています。
購入前に問い合わせすれば希望やニーズに合わせた最適なAED機器の導入をサポートしてくれるので、初めてAEDの導入を検討している企業にもおすすめ。AEDの導入に際して必要になる講習会も定期的に実施しています。
日本ライフラインは自社開発・製造のAED機器「カーディアックレスキュー」のレンタル・販売を行っている医療機器メーカー。
1981年に会社を設立し、心臓ペースメーカーの発売をスタートさせてから20年以上にわたって心臓疾患に関わる医療機器を取り扱ってきた実績を誇っています。豊富な知識と技術、ノウハウを活かして開発されたAED機器には多種多様な機能が搭載されており、より高度な人命救助活動をサポートしてくれます。
AEDはできれば使わないで済むほうが幸いなものですが、いざとなった時、どんな人でもすぐに活用できるよう工夫が必要な機械です。旭化成ゾールメディカルで輸入・販売されているZOLL AED Plus半自動除細動器は、絵文字での表示、音声機能があり、誰もが使いやすい優れたAEDです。ここでは、その詳しい特徴をご紹介します。
>>旭化成ゾールメディカルが取り扱う
AEDの特徴と導入事例を紹介
AEDの導入を考える際に、操作性の良さや「いざという時にちゃんと使えるという、品質に対する安心感」を強く求めるケースは多いでしょう。そんなニーズにお応えできるのが、日学が販売している日本光電製のAEDです。
日本光電は日本唯一の国産AEDメーカーで、簡単操作かつ高品質なAED製造開発に取り組んでいます。ここでは、日学が取り扱う日本光電製AEDの価格や特徴などについて紹介していますので、ぜひ参考にして下さい。
AEDは設置後のメンテナンスも重要です。いざというときにバッテリー切れで使えない、という事態が起きないように、警備会社最大手のセコムでは、消耗品の定期交換や故障・盗難に対応したレンタルサービスを提供しています。電極パッドやバッテリーの使用期限が近づくと、自動的にセコムから新しいものが送付されてきますので煩雑な管理は不要です。
警備会社の特性を生かして24時間体制のサポートもありますので、万が一のときにもすぐに対応してもらえます。
医療機器メーカーのオムロンが輸入販売する「レスキューハート」は、衝撃や屋外設置に耐えうる堅牢性の高いAEDです。屋外型収納ボックスが用意されていますので、キャンプ場や野外フェスなどでも設置活用できます。また、大きな表示パネルと音声ガイダンスによるシンプルな操作性は、初心者にもわかりやすい親しみやすいAEDです。
導入後はオムロン代理店からAED講習(有償)を受けられますので、管理者さまの負担も少なくスムーズに導入することができます。
医療機器専門メーカーのフクダ電子は、AEDの普及やAEDを活用した支援活動に力を入れています。自社HPでは設置例や救命事例について紹介されており、公共施設やスポーツのスタジアムなどで実際に活用されている様子を知ることができます。
フクダ電子の扱うAEDはフィリップス社製の「ハートスタート」シリーズは、軽量で初心者にも扱いやすい点が特徴です。代理店経由でレンタルやリースも行なっており、導入時の初期コストを抑えることができます。
警備会社大手のアルソックでは、世界シェアNo.1のフィリップス社AEDを取り扱っています。コンパクトで操作がわかりやすい「ハートスター HS1」や、堅牢性に優れどんな天候下でも使える「ハートスタートFRx+」など、用途や環境に応じた製品をご案内しています。
充実した救急救命講座は、人々の安心と安全を守るセキュリティ会社ならでは。全国の子供からお年寄りまで、幅広い人々にAEDの普及を目指した企業活動が続けられています。
日本光電は、医療電子機器専門メーカーとして1951年に設立され、その技術は長きにわたり最先端の医療現場で採用されています。ペースメーカーや人工呼吸器、心電計など循環器に関わる製品を多く手掛けてきた同社が開発する国産AEDは、信頼の品質と性能で使う人に安心を与えます。中でも持ち運びの便利さと耐久性に優れた「AED-3100」は、約4万人以上が参加する東京マラソンでも毎年採用されています。
オランダを本拠地とするフィリップス社製のAEDは、使用後の心筋にダメージを残さない通電エネルギーに配慮した設計です。それでいて除細動器としての性能も優れており、同社のAEDは世界中の国と地域で採用されています。すべてのAEDにガイド機能がついており、音声だけでなくディスプレイへの表示やランプの点滅など、耳の不自由な人でも蘇生処置ができるようになっています。また、AEDが毎日自動でソフトウェアやバッテリー残量などのセルフテストを行いますので、設置者が自らメンテナンスを行う必要がなく、安心して使える点が魅力です。
日本では、年間6万人もの方が病院外で心臓突然死に陥っています。救急車の平均到着時間は8分後。しかし、救命処置が1分遅れるごとに死亡率は10%も高くなってしまうのです。
このサイトは、命を救うAEDについて、価格をはじめ、販売会社や導入事例など、いま役に立つ情報をまとめました。