このページでは、フィリップス社が販売しているハートスタートHS1+の特徴をご紹介します。
フィリップス/ハートスタートHS1+ |
![]() 画像引用元:フクダ電子公式サイト https://www.fukuda.co.jp/aed/products/hs1.html |
ハートスタートHS1は、アメリカで初めて、医師の処方箋がなくても一般市民の購入が認められたAEDです。そして、フィリップス社が世界中に販売しているAEDの中で、最も販売台数が多いモデルでもあります。HS1+は、HS1のニューバージョンとして、2016年に日本限定で販売開始しました。「軽量・小型・使いやすさ」で高い評価を得たHS1の性能はそのままに、救助者が迷わずに使用できることが考慮された設計になっています。
ハートスタートHS1+の特徴としては、まず軽量な点が挙げられます。パッドとバッテリーを装着した状態の重量がたったの1.5kg。さらに、コンパクトなので、いざというときでも持ち運びしやすく、必要以上に保管の場所を取りません。そして、もう1つの特徴が、心肺蘇生法の音声ガイドです。これによって、不慣れな方でも指示に従って適切な対処が行えます。ほかにも、長寿命のバッテリーや、自動セルフテスト機能などを搭載。多くの人にとって扱いやすく、置きっぱなしでも大丈夫なので、商業施設にぴったりでしょう。
ハートスタートHS1+には、フィリップ社のさまざまな特許技術が採用されています。心電図解析アルゴリズム「SMART Analysis」や低エネルギーの二相性波形による電気ショック「SMART Biphasic」は、多数の文献で、すでに高い効果が実証されている技術です。さらに、電気ショックの充電が短時間で行える「クイックショック機能」のおかげで、中断期間を最小限にした心臓マッサージが可能となっています。
フィリップスは、オランダのアステルダムに本拠地がある医療技術企業で、英文での正式表記は「Royal Philips(ロイヤルフィリップス)」です。ヘルスケア製品や医療関連機器を中心として世界中に事業を展開していて、近年注目されているヘルスケアとITが融合した「ヘルステック分野」のリーディングカンパニーでもあります。日本には、株式会社フィリップス・ジャパンが東京都にあり、2019年4月の時点での従業員数は約2,300名です。
救命コムとは、救命器具のレンタル・販売におけるネットショップ。主な商品はAEDや救命講習に使用するトレーニングマネキンなどです。救命コムという事業名には、サービスを通じて命を救いたいという強い想いが込められています。レンタルは、基本期間3日間から日にちを選択することが可能です。購入の場合は2万円以上で送料無料、レンタルでもAEDで契約期間が1か月以上の場合は、送料を負担してもらえます。
日本では、年間6万人もの方が病院外で心臓突然死に陥っています。救急車の平均到着時間は8分後。しかし、救命処置が1分遅れるごとに死亡率は10%も高くなってしまうのです。
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