最近になってAEDの存在が世間にも知られるようになってきました。これは駅などの公共施設への配置数が増えてきたことが影響していることでしょう。またTVなどでも取り上げられたことが成果となって表れいます。
そんなAEDですが、1種類だけでなく複数のメーカーから販売されています。ここではAEDを4種類比較していきます。
AEDは定期的なメンテナンスが必要なため、それぞれの商品の特徴を知っておきましょう。AEDは設置して半永久的に使用できるもではありません。バッテリーの交換と電極パッドの交換が数年単位で必要なのです。また購入する際も値段が安いことを理由に決めてしまうと、ランニングコストが多くかかってしまうことがあります。このような違いがAEDの中にもあることを知っておけば、後悔のない購入ができます。
レスキューハートHDF-3500は一目で分かりやすいように大きな操作パネルとなっています。操作ボタンは「電源ボタン」と「ショックボタン」のふたつだけ。シンプルで迷いにくいデザインとなっています。またスピーカーからは音声によるガイダンスがあるので初めて使用する人も迷わないように工夫がされています。
レスキューハートHDF-3500はCanonのホームページから購入が可能。AEDの検討に役立つ資料もアップされているので購入前に読んでおくとよいでしょう。事前に問い合わせができるので、まずは相談だけしてみるのもおすすめです。
ハートスタートHS1+は緑のハンドルを引っ張ると電源が入ります。ハンドルを引くと音声メッセージが流れるので直感的な操作が可能です。音声メッセージには服を脱がすことや救急車を呼ぶことを促すメッセージが収録されているので、迷わず使用できます。講習を受けたことのない方が多い、ショッピングモールなどにぴったり。
救命コムでは、AEDの販売だけでなくレンタルも行っています。購入をいきなり決定するのではなく、イベントのときにだけ借りて試してみるのがおすすめ。また設置する場所を決めるために、試しに置いてみるのもいいですね。
必要なものがワンパッケージで揃っているので、箱を開けたその瞬間から使用可能。直感的な操作ができるようにイラストや配色のデザインを工夫して、ゆっくりはっきりと話す音声ガイダンスが流れるので初めてでも迷わず使えます。
セコムではAEDをオンラインで管理しているので、異常があった場合はセコムが日常点検をサポートしてくれます。購入だけでなく、レンタル方式も採用。レンタルなら万一の盗難でも保証してくれますし、消耗品の交換もセコムで管理をしてくれます。
老舗の救命ツール製造会社、サマリタンの作ったAEDです。こちらには「CPRレートアドバイザー機能」がついており、パッドを介して「胸郭インピーダンス(体内の電気抵抗)」を測定し、患者の心臓の状態や体幹部の血流量を把握してくれます。また、大容量のバッテリーや軽量な本体など、使いやすい特徴がたくさんです。
ヤガミは名古屋に本社を構える会社で、救急資材だけでなく教育理科機器や産業電熱システムなどを販売しています。代理店網は約1000店。また、支店は東京・大阪は勿論、上海にまで及んでいます。
日本では、年間6万人もの方が病院外で心臓突然死に陥っています。救急車の平均到着時間は8分後。しかし、救命処置が1分遅れるごとに死亡率は10%も高くなってしまうのです。
このサイトは、命を救うAEDについて、価格をはじめ、販売会社や導入事例など、いま役に立つ情報をまとめました。