国内屈指の大手電気機器メーカー「キヤノン」が取り扱うAED機器の特徴や導入事例を紹介します。
キヤノンでは全部で4社のAED機器を取り扱っています。その主な取り扱い機器を紹介します。
日本光電工業/AED-3100カルジオライフ -5℃の環境下でも操作可能。従来のモデルより軽量コンパクト化されています。 購入価格:26万9,000円(※参考価格) |
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オムロンヘルスケア/レスキューハート HDF-3500 防塵防水性能を備えた小型軽量モデルのAED。5年間消耗品を提供してくれる「安心パック」が標準付帯されています。 購入価格:24万6,000円(※参考価格) |
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旭化成ゾールメディカル/ZOLL AED Plus Real CPR HELP機能搭載。胸骨圧迫をサポートし、ワンランク高いレベルの一次救命処置を実現しています。 購入価格:2万8,000円(※参考価格) |
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フィリップス/ハートスタートFRx+ 小児モードへの切り替え可能なモデル。重量が1.6kgと軽いので屋外にも持ち出せます。他にも画面表示で音声・画面表示の両方で操作方法をガイドしてくれるモデルや、直感的な操作が可能な初心者向けモデルなどもラインナップされています。 購入価格:54万円(※参考価格) |
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それでは実際にキヤノンでAEDを導入した利用者の口コミを見てみましょう。
【レスキューハート HDF-3500/オムロン】
バッテリーの交換は3年後程度だと覚悟していましたが、実際は4年後だったので得した感じがします。こういったAEDとしては、ほかの商品に比べてコンパクトで、かつ機能的にも一番優れていると感じます。説明書も添付されており、日本語なので簡潔明瞭で分かり易いのも嬉しいですね。バッテリー寿命を考慮すれば、リースより買取がお得な気がします。
AEDの重量が1kg程度しかないので、ドライブやキャンプ、海水浴などに持ち運ぶことが出来ます。赤色部分が本体を収納する部分で、灰色部分はカミソリやハサミなどを入れる部分みたいです。赤色の部分だけなら薄いので良いのですが、灰色のケースが縫い合わされているため、持ち運ぶには少しかさばります。リチウム電池ではないので飛行機にも大丈夫とのこと。まだ使ってはいませんが、購入して本当に良かったです。
【カルジオライフAED3100/日本光電】
まだ使用したことは無いので、購入時のアフターフォローに対する評価だけしかできません。購入後は商品が到着したら、メールが届きました。注文内容や今後の流れ、納品後のAEDセットアップ、注意点などについてです。AEDを初めて購入した私にとっては、なんだか安心できました。
キヤノンのAEDの導入事例の一部を紹介します。
「AED・地域あんしん基金」やAED導入10年目プロジェクト「減らせ突然死」などAEDの普及活動に携わっているキヤノン。
そんなキヤノンの最大の特徴は、AEDのラインナップの豊富さでしょう。日本光電やオムロン、旭化成ゾールメディカル、フィリップスなどAED開発・製造業者と販売代理店契約を結んでおり、学校や公共機関、一般企業など幅広い施設に向けて販売を行っています。そのため、設置する場所や要望に適したAEDを選ぶことができますよ。
またAEDの講習会に力を入れている点もキヤノンの魅力の一つ。講習自体は有料にはなっていますが、実際にAEDを使用した心肺蘇生法などを学ぶことができます。また、その講習には認定インストラクターが指導にあたるため、より専門性の高い講習となっているようです。
さらにAED見守りパックを契約された方には、10ヶ月に1度のペースで定期的にキヤノンの担当スタッフが訪問するサービスもあります。AEDの部品には消耗品も含まれているので、購入すればそれで終了という訳にはいきません。このサービスを利用すれば、消耗品に関わる期限の管理や交換方法などの安全管理情報も得られますよ。いつでも安全にAEDが使えるようにメンテナンスを行ってくれるのも、キヤノンの魅力です。
日本では、年間6万人もの方が病院外で心臓突然死に陥っています。救急車の平均到着時間は8分後。しかし、救命処置が1分遅れるごとに死亡率は10%も高くなってしまうのです。
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