このページでは一般企業や大型店舗、コンビニなどへのAED設置・導入事例をご紹介します。企業で導入すれば、企業イメージのアップにもつながります。
「人が多い」場所として、一般企業や店舗などにもAEDの導入は進んでいます。
一般企業の場合は、社員や来客者、関連業者の人たちを守るためにオフィスやロビーなどに設置されることが多いようですが、例えば建設会社の建設現場のように、オフィス以外の場所へも設置され、社員や職人の命を守っています。
ある大手電気メーカーでは全事業所に導入を進めて話題となりました。導入することで企業のコンプライアンス意識は向上し、企業イメージも上がるものと考えられます。厚生労働省のガイドラインも「50歳以上の社員が250名以上働く場所・施設」には、設置することが望ましいとしています。
一般企業で用いられるAEDとしては、メンテナンスが簡単で持ち運びができるタイプで以下の30万円前後のものが人気です。
店舗の場合は、コンビニチェーンやレストラン、パチンコ店、デパートといった比較的規模が大きく、一定数の人の出入りがある店舗への導入が年々増加しています。
例えば、大手量販店では全店舗・事業所に導入を進め、店員やスタッフに講習を行っているところもあります。
また、船橋市などではコンビニエンスストアにAEDを設置する「船橋まちなかAEDステーション事業」を展開しています。これは平成25年現在でおよそ200店舗にAEDを設置したものです。コンビニに設置することで救急隊が到着する前に、市民によって心臓蘇生の機会を拡大することが目的です。AEDは建物の中に設置されるものですが、コンビニは深夜も開いているという利点もあるため、船橋市以外でもコンビニ店への設置が呼びかけられています。
店舗などで導入されている機種はさまざまですが、持ち運びができ、音声ガイダンスのついている30万円前後のものが人気です。
それでは、いくつか具体的な救命事例を見てみましょう。
これらの事例で救命された人々は、後遺症も残らずに無事退院した人ばかりでした。
日本では、年間6万人もの方が病院外で心臓突然死に陥っています。救急車の平均到着時間は8分後。しかし、救命処置が1分遅れるごとに死亡率は10%も高くなってしまうのです。
このサイトは、命を救うAEDについて、価格をはじめ、販売会社や導入事例など、いま役に立つ情報をまとめました。